夏休みのゼミの課題

インターネットが変える世界
第1章
インターネットの発端は国家的で軍事的色彩を帯びたプロジェクトであった。米国防総省の高等研究計画庁からのプロジェクト募集でインターネット開発の発端となった。プロジェクトはパッケト交換というコンピュータの通信技術に関するものである。普段、なにげなく使っている電話は、1本の電話線を電話局の交換機が束ね、統括している。この交換機がやっている仕事は、線のつなぎかえである。目的地までいろんな交換機のスイッチがさどうしてたった一本の線で話すことができるのである。 パケット交換では、データを細切れにして、1本の回線の上をいろんな人の小包が走っていく。10万台のコンピュータが同時に回数線を確保しなくてもよくなるのだ。しかし、電話の場合は何本かの回線が必要となる。
今は、メールが流行している。電子メールはコンピュータ上で書いたメッセージをそのまま特定の相手に送信するアプリケーションであり、メーリングリストはメッセージを同報機能で全員に送信し、グループ間で情報を共有するアプリケーションである。 コンピュータネットワークはコンピュータをつなぐのもではなく、人間をつなぐものなのである。電子メールなどは、電話とは全くちがうもので人々を結びつけることもできる。電子メールは、これまでになかった新しい人とのコミュニケーションに可能性を感じるもので、こればかりは、やってみないと実感することができない。 コンピュータネットワークはあきらかに次世代のコミュニケーションを担う存在である。言いかえると国民一人一人に深く関係する技術にほかならない。ディジタル交換機の関係などで通信技術分野をリードし、文部省・郵政省など睨みのきく立場にあった通信とコンピュータの権威たちは政治的な圧力をかける側に回った。コンピュータネットワークの研究開発および発展は、国が主体となり、国際規格を尊重しながら進めていくべきものである。

第2章
今ではメールがとても流行している。手紙を電子化したもので、もともとは一対一のコミュニケーションツールである。同時に複数の宛先にメールを送る機能をもっているので、それを応用して登録した者の間でコミュニケーションを実現したのが、メーリングリストである。 これを宛先にして電子メールを送ると登録した全員にメールがいきわたり発信されたメールの情報を共有しながらコミュニケーションがとれる。いちいち一人ずつ送るのはめんどくさいし、時間もかかってしまう。こうして一度に送ることができるのなら、情報も伝わるのが早い。インターネットを使っているとディジタル情報をディジタル情報のまま、共有、交換することの威力を感じることができる。探したいメールは検索をかければ、すぐにみつけることができる。 インターネットはいわば、世界大のディジタル情報共有システムである。80年代から急速に静止画も音声もディジタル処理されるようになるとともに、90年代に入るとパソコンでも、それらが扱えるようになったので、マルチメディアという言葉も出てきた。 インターネットのメディアにはない特徴は2つある。1つは、新しいコミュニケションが、私たちに新しい人間のつきあいをもたらすこと。その結果、これまでにない活動の基盤として機能している。もう1つは、ディジタル情報を簡単に共有できるので、仕事の効率が飛躍的に向上するということ。インターネットに接続されている世界中のコンピュータには、必ずそのコンピュータを特定することができる名前があり、名前を宛先にしてメッセージを発するとインターネットというデータの道を流れ、ちゃんとそのメッセージが届くというのが基本的な仕組みである。どのコンピュータにも発することができ、また受け取ることもできる。インターネットのさまざまなサービスは2台のコンピュータの間のメッセージのキャッチボールによって実現されている。人と人をつなぐネットワークに、2人以上の人がリアルタイムでにできるサービスが求められるのは当然である。専用線でつながっているインターネットではメールはほとんどがリアルタイムに相手に届き、会話することになる。相手がいなければ、キャッチボールもできない。メールをすることで、情報交換もできる。会話ができないと相手のことについて、何も分からないし、自分も教えることはできない。 最近のインターネットでは、興味のある世界中のコンピュータをのぞきにいくことが簡単にできる時代になってしまった。


第3章
インターネットは、画面とが面を通じて、情報をなるべく速く伝えることができる。欲しい物が外国にあったとしても今の時代外国に行かなくても、インターネットを通じて買い物ができたり、情報が入ったりする。行く手間も省けて、かなりやりやすくなってきている。
インターネットの歴史に特徴的なのは、もともと対立しあうこの2つ(画面)の流れが比較的早い段階から、お互いに交流をはじめて、インターネットというものが今日に至っている。ということが、インターネットの特質なのだと思った。
そしてインターネットの主役が商用のサービスと移り、情報スーパーハイウェブームに沸く今日についてあてはまるとともに、情報スーパーハイウェイという経済競争力強化のための戦略の中で、必ずしもインターネットじだいは明確な位置や役割を与えられているわけでもないし、また電話会社や、ケーブルテレビ会社が大容量のディジタルネットを家庭までひいて、マルチメディアサービスを展開してくというビジョンのほうが、ビジネスの戦場として語られ、それによって多額の投資が行われ、発展しているのには、インターネットに他ならないのではないだろうかと思う。そしてアメリカという国の戦略の流れと決して無縁ではないから豊富な資源が流れ込んでくるし、また戦略の中心にあると位置ずけられているわけではないから、スポンサー(会社)の強いコントロールをうけるわけでもない。
こうして何でも勝手に実験できる場であることに意義が見いだされているし、斬新なアイデアの実現の舞台としてのインターネットの成功がもたらされているのである。こうしてアメリカの戦略は決して無縁ではないけど、その内容は外国人を含むユーザーの自由な利用の中で、自然発生的にうみだされてくる。実際に戦略の考え方の基本には、まずオープンさと、とにかく実際につなげること、そして現実に使えることを目指す態度があったのである。こうした人々の活躍の舞台となったのが、戦略の周辺という都合の良い場所であった。そして彼らは、インターネットを技術の側面から支え、ボランティア的な組織を構成してインターネットの発展の軸になってきたのである。

第4章
コンピュータの世界と現実の世界には、興味深い共通性がある。コンピュータは科学技術の枠を集めてつくられたものだが、システムをつくりあげる際、人間は心のどこかでモデルを想定するらしい。コンピュータシステムには、現実の社会の構造が投影されている。大型コンピュータとそれによる集中処理は、産業文明が発展させてきた軍隊をモデルとする社会の構造が反映されている。中央処理装置をピラミッドの頂点に置き、全体の情報を一ヶ所に集めて、効率よく処理することを目的としている。 パーソナルコンピュータとインターネットに代表される分散処理もまた、社会の構造を投影している。自由な発想と個人の創造性を大切にするハッカーの社会構造だ。 インターネットの自己主張を一言で言うと対等な関係である。組織がインターネットに接続するとしてもそれがなんらかの階層構造の中に組み込まれることを意味しているわけではない。
インターネットブームは、日本人にとって深刻な問題を認識させることにもなっている。wwwの世界をひとたび覗くと、膨大な英語の情報がある。国境を越えて会話するには、英語が必要である。でも、日本人同士がメールをやりとりしたり、情報を発信したりする場合は、決して英語は必要ではない。英語で情報発信したからといって必ず興味をもってもらえるとは限らない。日本と日本人が今後、世界の人々から評価され、興味をもたれるような行動をとれば、英語での発信も興味をもってもらえるようになるし、日本語の情報に対してもそれを理解しようとする人々が増えていく。 今の日本に求められているのは、英語を話す人材の養成ではなく、むしろ日本語と日本の文化に精通した人材の育成なのかもしれない。異文化間コミュニケーションにとって必要なのは、相手にきちんと自分たちがなにものであってどのような文化をもっているかを説明できることである。私たちは英語で発信することがすべてではない。相手の言語を学び、その言語で発信する努力をすると同時に、日本語を世界の人に読んでもらう努力もするべきだということである。
 インターネットとは何かというところを読んでて、初めて知ったことがありました。それは、4年前の阪神大震災の時にもインターネットが使われていたということです。電話というのは、誰かと誰かが通話をしている間、一本の通信経路がその二人によって占有されてしまう。通信経路の数は平常時には十分なだけ備えられているが、その数を一つでも超えると、誰かが通話を終えて回線に空きが出来るまでは別の人は電話をかけられない。110番や119番も同じ電話回線を使うので、災害時に安否の確認の電話で回線がいっぱいになってしまう。そんな時にサイバースペースを頼ることにした。電子メールを書いたり、パソコンワークの電子掲示板やインターネットのネットニュースで各地の被害を確認したそうです。
電話と違い、コンピュータネットワークは参加者全員で情報を共有できる。結果として、見知らぬ人と人を結びつけるのである。
新聞・ラジオ・テレビは一対のコミュニケーションであり、電話・電報・ファックスは一対一のコミュニケーションである。




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