夏休みの宿題

★ インターネットが変える世界を読んで★ ―分かったこと― まず、インターネットは私の知るずいぶん前の1969年に始まっていたことが分かった。でもこの時はまだ原点でARPAネットプロジェクトから「核戦争が起きても確保できる通信手段の開発」が目的で生まれたそうだけど、さすがはアメリカ、表には出ていなかったけど、裏でひそかにこんなことを進めていたんだなあと感心してしまった。 このころの日本はどうだったのだろうか。83年にTCP/IPを採用したシステムに移行し今日の"インターネット"の歴史が始まったとあるが、日本の情報科学の最先端ではネットワークはほとんど話題になかったという。第1の理由に研究テーマとして地味だということと、このころの日本の最先端は「人工知能(AI)」、「日本語処理」、「機械翻訳」などであったとあるが、確かにコンピュータは初め英語でしか使えなかったから日本語処理や日本語ワードプロセッサに力を入れていたというのは分かる気がしたけど、第2の理由の感性あるいは常識が違ったことや、「こらからはファックスの時代だ。コンピュータネットワークなんかもう古い」、「貴重なコンピュータをたかがおしゃべりのために使うのは馬鹿げている」と言ってネットワークの研究に反対した人がいたということに驚いた。これから広がっていこうというネットワークを何を思ってこの人(達)はもう古いと言ってしまったのだろう。アメリカの考えに素直に同意すればいいのに、こういうところが日本男児というのか考え方が固いのかと思ってしまう。インターネットが発達してしまったいま、この人はなにを思って生きているのだろう。胸の内をきかせてもらいたい。  感性や常識の違いで日本とアメリカは大きく差がついてしまったことになる。 もう1つ分かったことは、『ハッカー』という言葉の意味がもともとは違っていたということだ。いま『ハッカー』といえば「ネットワークに侵入して犯罪をおかす危険人物」としてとらえられているけど、もともとの意味を自動車にたとえると、運転できる人は普通のユーザー、レースにまで参加できるようならパワーユーザー、そしていざとなったらエンジンを分解して調整する実力の持ち主が『ハッカー』だ。何故ここまで正反対の意味になってしまったのだろうと思ったら、それはマスコミによって前の意味のようなニュアンスで報道されてしまったそうだ。マスコミがそんなことを言ったら、広がるのは早いしその報道を信じてしまうだろう。インターネットの今日の姿を形づくることにも貢献した人たちでもあるすごい人達が犯罪者として見られてしまうなんてなんてむなしいことだと思った。 前に日本とアメリカは大きく差がついてしまったと書いたが、『ハッカー』の中に日本人がいなかったらもっと差をつけられていたかもしれないと思った。 ―読んでも分からなかったこと― 世界初のパーソナルコンピュータ"SOL"(ソル)や、ポータブルコンピュータの"オズボーン1"を開発したことで知られるリー・フェルゼンシュタインは何故イワン・イリイチの『コンヴィヴィアリティのための道具』を読んだだけでコンピュータを作る気になったのか。コンヴィヴィアリティとは「みんなで一緒にいきいき楽しい」というような意味だそうだが、そんなにすごいことが書いてあったのだろうか。でもリーさんがその時開発していなかったら今日こんな情報化社会にはなっていなかったかもしれないし…不思議なところである。 ―自分なりに考えたこと― 私が初めてコンピュータに触れたのは中学3年生の時で、その時はまだインターネットなんて知らなかったと思う。コンピュータというのがこんなに早く普及するとはその時全然思ってもいなかった。高校では商業高校に進んだけど、 それで正解だったかもしれない。3年間で情報関係のことを勉強してコンピュータも利用していたおかげでまだ少しは理解できるけど、これで普通科の高校 に進んでいたらきっと言葉で聞くだけだったと思う。 でもインターネットの勉強をしたのは高校3年の時で、しかも学校にインターネットがつながったのは12月ぐらいだったから意外に最近のことだ。私は インターネットを見ることにかなり興味があったからこの授業は楽しみだった。 自分のホームページも作ったりして何も知らない人でもやり方を覚えれば誰でも作ることができるんだなと思った。高校では学内しか見られないようになっていたけど今大学では学外でも見られるホームページを作っているから、高校ではやらなかった機能をたくさん使って大勢の人に見てもらうために見て楽しいホームページを作っていきたいと思っている。 でも何故最近になってインターネットがこんなに大ブームになっているのだろうか。コンピュータの価格も下がったのもあると思うけど、会社でも何処でもみんな一斉にやりだしたからに思える。個人的にもやっぱり周りがやっていると自分もできなくてはと思うようになるし、連鎖的にブームを作りだしてしまったのだろうか。しかし、ブームというのは急にくるもので怖いものがある。来るのも早いけど、去るのも早い。でもこのインターネットのブームはまだまだ続きそうだ、というよりこれからだと思う。いまインターネットはどんどん進行しているからこれからもっと想像できないようなことも起こってしまうかもしれない。 それにしてもインターネットはすごいものだと思う。日本にいても、同じ国 だけではない世界の情報が分かってしまうし、電子メールを使えば一瞬にいて知り合いになれていまう。自分の知らなかった情報も手に入れることができるのだ。しかもお金もめちゃめちゃ高いわけではない。やり方も覚えてしまえばそんなに難しいものでもないし。 私の場合、家にコンピュータがなくても学校でしかもただで見られる。こんないいことはない。見たい情報がないと少しつまらないけど、またほかの情報を探せばいいし。 しかし、インターネットでの問題もたくさんあると思う。この本にもあるように言語の問題だ。日本内の情報ならほとんど日本語で書かれているからあまり問題はないだろうけど、それが世界にいってしまうと使われているのはほとんど英語になってしまう。そうなると日本人で英語ができる人はあまりいないからつらいことになる。もちろん英語に限らず世界の言語が飛び交うことになる。そう言われてみれば、私はいままでほとんど日本のホームページしか見たことなかったからあまり気にしていなかったけど、メールも外国に送る時は英語で送らないといけないように今の段階ではなってしまっている。でもいくら英語が世界的に使われているとしても日本人にとってはとても不利の立場にあると思うきっと。これからもっと多くの日本人がインターネットを利用すれば 日本語のホームページが増える。そうすればもっと日本語が世界に広がっていくことになるだろう。ということは世界の人々も日本語に興味をもってくるかもしれない。日本語が"公用語"になる日はこないのだろうか… というより私としては、世界の英語などで書かれているホームページを日本語に変換できる機能があればもう最高だと思う。わざわざ英語の文章を辞書を見ながら訳す必要もなくなるし。でもそんなことをしたらますます日本人は英語ができなくなる可能性がでてくるだろうけど。 インターネットのもう1つの問題は、犯罪だ。インターネット人口が増えるとやっぱりそれに比例して犯罪をおかす人も悲しいけどでてきてしまう。わたしが印象深かったのは彼女に振られたはらいせか、ストーカーか忘れてしまったけど、ある男が勝手にその彼女のホームページ(彼女が自ら作ったと思わせるようなもの)を写真も載せて作ってしまったという事件があった。こんな風に勝手に写真(過激なものも)とか載せられてしまうことはプライバシーに関わることで決してあってはならないことだと思う。 今後、インターネットが広がることはいいことだけどこのような犯罪が増えていかないようにあって欲しいものである。

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