Cocco ポロメリア(作詞・作曲こっこ)

金網の向こう
陽に灼け果て
干からびてく 通り道

知らない横顔を
目で追いかけ
萌えた花の蜜をのむ

ここから走り出す
力が欲しい
小さく丸まって
その合図を
いつだって 待っていた

見上げれば
終わりをみたこともない
目眩を覚えるような空
あの丘を越えれば
いつもあなたがいた
さよなら かわいい夢

“おまえはいい子だ”と
愛しい声
錆びた欠片 積み上げて

走れる
“お前のためだよ”と
キスをくれて
陽はまた落ち 夜が明ける

まっすぐ笑えない
だけど笑って
わたしのためだけに なら
まっすぐに 守れたら

繋がれた風さえ
動き始める
岬にやさしい雨の跡
強い光は
影を焦げつかせて 冷えた
愛から 覚めるように

見上げれば
終わりをみたこともない
目眩を覚えるような空
あの丘を越えれば
いつもあなたがいた
さよなら かわいい夢の匂い

繋がれた風さえ
動き始める
岬にやさしい雨の跡
強い光は
影を焦げつかせて 冷えた
愛から 覚めるように
Cocco 樹海の糸(作詞こっこ作曲柴草 玲)

悩める胸に
あなたが触れて
雨は 終ると想った

だけど誓いは
あまりに強く
いつか 張り詰めるばかり

糸が絡まりながら
ただれゆくように

永遠を願うなら
一度だけ 抱きしめて
その手から 離せばいい
わたしさえ いなければ
その夢を 守れるわ
溢れ出る憎しみを 織りあげ
わたしを奏でればいい

信じていれば
恐れを知らず
独り歩けると知った

長い手足が
手探りのまま
森へ迷い込んだ時

深い樹海は暗く
祈り のみ込んで

この声を聴いたなら
泣き叫び 目を閉じて
何ひとつ 許さないで
あなたさえ いなければ
この夢を 守れるわ
溢れ出る憎しみを 織りあげ
あなたを愛し 歌うの

永遠を願うなら
一度だけ 抱きしめて
その手から 離せばいい
わたしさえ いなければ
その夢を 守れるわ
溢れ出る憎しみを 織りあげ
わたしを奏でればいい

やさしく殺めるように
Cocco 雲路の果て(作詞作曲こっこ)
ちぎれた空の波間から
こぼれさす光の道しるべ

近づいていく静寂に
やわらいだ縁どりが燃えてる

昔見た聖書のぺージを
想い出すとあなたが笑った

この目さえ 光を知らなければ
見なくていいものがあったよ
からだが あなたを知らなければ
引きずる想い出もなかった

六弦を奏でる指は
わたしだけ守るには幼なく

くちづけは花びらに埋もれ
砂を噛むようにベルが鴫る

踊り子は悲しみを纏い
つぶれた足舐めては歌った

この目さえ 光を知らなければ
見なくていいものがあったよ
からだが あなたを知らなければ
引きずる想い出もなかった

ひかり舞う届かない海で
あふれる夜にあなたが見えるよ

小鳥が 声を殺していれば
あの時翼が折れてたら
あなたが わたしを抱いていたら
今でも溶けあっていられた?

この目さえ 光を知らなければ
見なくていいものがあったよ
からだが あなたを知らなければ
引きずる想い出もなかった