お酒



 お酒...帰りの列車の中で、缶のチューハイを飲んでみた。 寝不足で重たかった瞼も急に軽くなった気がした。 そして、ただボーっと車内を眺めていると、 色々なことが思い出される。
 お酒に弱かったらよかったのにと思う。 酔ってみたかった。嫌なことも全部忘れて、 楽しい思い出だけ覚えていたかった。
 滅多に出ない、東京行きへの遊びの許し。 私にとって、初めてのことがいっぱいあった一日だったから...。  だけど、それだけのお酒で酔えるはずもなく、
楽しい思いでを打ち消すような、 自己嫌悪に押しつぶされそうになってしまうのだった。(;_;)
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