フィラリア症
原因
蚊の媒介によって感染し、犬の心臓や肺の血管内に犬糸状虫(フィラリア)が寄生して起こる病気。
症状
皮膚から浸入したフィラリア虫は60日〜90日間、皮下や筋膜間で発育し血液の流れにのり、心臓の右心室や肺動脈に住みつき、ゆっくり進行する。そのために心臓・血管が侵され、血液のめぐりが悪くなり、肺や肝臓、腎臓のはたらきを狂わせる。フィラリアが繁殖しても初期は無症状。症状がでるのは、かなり進行してからで、その頃にはセキがでたり疲れやすくなり、栄養状態や毛づやも悪くなる。フィラリアの寿命とともに犬の命も終わる。突然喀血したり、腹水がたまり死に至る。
手当て
血液検査で小虫(ミクロフィラリア)がいるかどうか調べる。予防法は蚊の発生時期に月一回の予防剤を数カ月服用すること。予防法を怠ると手術で虫を取り出すなど、命にかかわる恐ろしい病気。